金曜日の夜に新幹線に乗ってみたら割りと満足できたのさ

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今年は年度末の31日が金曜日だった。社会人の方で新年度から職場環境がガラリと変わるという人にとっては切替の準備にとても良かったことでしょう。

夜の仙台駅

私には戸惑うほどの変化はなくて、それは良いことだろうと受け止めていたところです。そして、年度末であるとはさほど意識せず翌日がちょうど休日だったため、仕事が終わったらまたリフレッシュしに出かけようと考えていたところでした。

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思い立ったが吉日と言えど儀礼には逆らえない

この先4月以降の予定などを考えると、3月中は通常よりも気分転換にはボリュームを持たせメンタル面に充分気を付けておいたほうが良さそうです。つまり、やってくる忙しさを考えるとこの辺で自己管理をしっかりしておくべきと判断する訳です。しかし当月のスケジュールをチェックすると小旅行の予定を入れても大丈夫そうなのは、この31日の金曜日でした。さして難しいことなど考えず宿の予約を済ませたのですが、今年はちょうど仕事場で退職者の見送りというのがありまして、この大事な行事が今年に限っていつもより遅い時間になってしまったのでした。
そうなんです、今回のプチ旅の予定は”けして文句を言ってはいけない事情”により数10分ほど遅れることになったのです。

遅れたら目的地への到着が遅くなるだけなんだけどさ

小旅行の交通手段は、いつもと同じJR線を使う予定でしたが遅くなったからといって車を使うメリットというのも考えてはみましたが思い当りません。
自宅からの出発が遅れれば、現地への到着が遅れるのはマイカーでも電車でも同じこと。
遅れを取り戻したいと考えた場合、使える手段は新幹線です。たかが100キロ未満の移動距離と申される方がいらっしゃるとすれば、その方は旅のベテランで私とは少し趣向の違った方と思います。そうなんです。私は結構ケチなタイプの人間なんでしょうね、なかなか新幹線を使ったことがありません。
退職者を敬う気持ちを持ちながら自分の時間も効率的に使うという、これまた大したことのない私にとっての難題の解決方法は新幹線だということに気づくのに時間はかかりませんでした。このままケチな性格は変わらないでしょうから、下手するとこの先に新幹線に乗る機会など訪れないかもしれないというのもあります。

ふだん私が見かけることのない通勤風景

そんなわけで約1年ぶりに新幹線へ乗ることに決め、乗車券へ特急券を追加購入しいざホームへ入ることにします。さすがの週末金曜日の夕方プラス年度末最終日、遠方から出張で来ていて今日は自宅へ帰るのであろう人が結構います。新幹線通勤の方との判別は荷物の多さですかね。
私から見て、この人たちは新幹線の達人です。その達人たちの行動で目に付いたのが新幹線の改札を通過した場所にあるコンビニがレジで長蛇の列を作っていました。見たところ2つあるレジへ10人ずつくらい並んでて店舗のエリアからはみ出す勢いです。ちょっとした食事などは、駅の構内のコンビニで買ったほうが移動の効率が良いのでしょうね。

福島から仙台までって20分で行けるんだねと思い出す

予定通りであれば乗れたはずの普通列車は18:35発の仙台行きでした。これに乗れていれば19:56には仙台駅に到着(86分かかる)できることになります。福島駅についたのが18:33でしたので、事前に切符を購入していたわけでもなく、乗り換えには神業のような猛ダッシュが必要でした。
この段階ですぐ乗れる下り(目的地仙台)の新幹線は18:38ですが、これも余裕がないので次の19:10発に乗ることにします。調べてみると仙台駅着は19:30となっていて、当初予定の在来線を利用した場合に比べ26分早く着けるようです。

今回確認しておきたかったお得な新幹線の乗り方

まあ、大人ですから新幹線の乗り方くらいは知ってはいるのですが、知らなかったのはお得に乗る方法です。新幹線を使って仙台へ行くのならお得な乗車券と特急券の組み合わせで利用したいと考えたことがあって今回はそれを試す機会でもあります。

福島仙台Wきっぷ
福島から仙台へのお得な切符と新幹線特急券

利用したのは、「往復で買うと割引になる乗車券」と「普通に買う特急券」の組み合わせで、どちらも迷うことなく機械で購入できたのですが、これって改札を通るとき重ねて入れるものなのか、一枚ずつ通すものなのか分かりません(分からなかったら聞けばいいんですけどね)。
記憶に残っている新幹線の切符は乗車券と特急券が一枚になったものです。

出発駅の改札で少し悩む

まず、乗るときですが在来線のホームへ入るときには乗車券のみを通せば通過できるのはいつもやってることなのでわかります。そして、理屈的には新幹線のホームへ入る改札では特急券だけ通せば良いのではと考えていたので特急券だけ入れてみた結果”通過できませんでした”。平静を装い、続けて乗車券を入れると改札のゲートが開き無事通過できました。このとき思ったのが乗車券と特急券を重ねて入れれば一発で通れたかな?ということです。次の機会にはちゃんと駅員に聞いてみたいと思います。

到着駅では少し勝手が違いまして

到着した仙台駅では在来線の改札を経ることなく、新幹線の改札から直接西口へ出られるような仕組みです。なので、ここでは当然に改札で乗車券も特急券も一緒に回収してもらう必要があるので、自信をもってJRの職員と思われる方に聞いてみました「重ねて入れても大丈夫ですか?」と、答えはやはり「ハイ」の一言です。
そうですね、もう次の日(一般的には月曜日)から新年度が始まり、”分からないことがあったらすぐ聞け!”という言葉が多く飛び交うことでしょう。なんかね、自分だけ知らないんじゃないかと思うと聞きづらいんですよね、特に周りが鉄道を使う通勤の達人まみれの時間帯なものでしたから。

金で時間を買ったついでに味わうことができる非日常

今回のこの記事にサブタイトルを付けるならば”上司を見送るのに時間がかかったがそれに文句言っちゃいけないので新幹線を使ったけど安く済ませたよ”になります。
当初の予定からは出発時間は遅れたものの、久しぶりの新幹線は乗り心地の良いものでした。窓からの眺めも座席の心地よさも普通列車とはやはり違います。景色が良かったというより感じ方が普段と違うものだったというのが満足度としては大きいものです。やはり新幹線も、余裕があればたまに利用したいものですね。
それから、今回思ったのが金曜日だからといって混雑を心配する必要もないのかもしれません。東京から乗車する人は途中の駅でだいぶ降りるでしょうし、私の住む町もこの4月から中核市へ移行することになっているそこそこの地方都市、それなりの数の人が駅で降りるのでここから先は座席に余裕があるのかもしれません。
前にどちらかに書き込んでいますが、私は結構人混みが好きなので今回のように休日には少し大きめの都市へ居場所を移したりします。
新幹線通勤などをしている人にとっては、これといって特別なことはない今回の話ですが、週末に仕事を終えてから新幹線に乗ることができる生活圏に住めていることと、こうした時間的にも恵まれた環境に感謝したいとあらためて実感したのでした。

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